診療内容
耳・鼻・口・のど（咽頭・喉頭）・頸部・唾液腺という耳鼻咽喉科一般の診療を行っています。
めまい・鼻アレルギー（花粉症を含む）・カゼなども耳鼻科が扱う分野です。
特色
鼻アレルギーに対して、薬物療法（内服薬、点鼻薬）のほかに免疫療法（特異的減感作療法）を行うことができます。これは原因物質を少しずつ体に投与することでアレルギーを治していくという治療法です。最低でも2年、できれば3年以上という長い治療期間が必要となりますが、副作用がほとんどなく有効率も70～80％というすぐれた治療法です。
免疫療法には皮下注射による方法と、口の中に薬をたらす方法(舌下法)があり、皮下注射法はハウスダスト（家のホコリ）とスギのアレルギーの方に、また舌下法は12才以上のスギ花粉単独の方に行うことができます。
なおスギの免疫療法は、花粉症の季節には開始できません。5月中旬から11月中旬の間に開始します。
病診連携
滲出性中耳炎に対するチューブ留置手術・鼻や口腔の小手術などの外来で行える手術はできるだけ当院で行うようにしていますが、入院が必要な場合や手術などは小田原市立病院などに紹介させていただいています。
また当院で行えない検査（耳鼻科の特殊検査・CT・MRIなど）は、近くの病院で検査をお願いしています。